心斎亭のこだわり

私たちの仕事は、うなぎという命と正面から向き合うことです。
栄養と活力に溢れた食材であり貴重資源を、最もおいしい状態で
お客様にお届けすること。伝統的な食文化として今後も守ってい
けるよう、美味しく有難く、今日もうなぎをいただきます。

立て場

店内に「立て場」という、うなぎの
泥抜きをする部屋を設けています。

うなぎを専用の桶に入れ、水槽の水を
ポンプで汲み上げながら、1~2日程度
清涼な水にさらしていきます。

この工程を経ることで、体内に残っている
うなぎの泥臭さなどを、体外に排出させます。

私たちの仕事の中でも、最も
大事にしている工程です。

うなぎの食文化を次世代に繋ぐ

うなぎの蒲焼は日本独自の食文化で、祖先は縄文時代からうなぎを食べています。
江戸時代初期にはすでに蒲焼専門店が登場し、今日までその技と味を守ってきました。

私達が長年親しんできたニホンウナギは近年、捕獲量は低い水準にありますが、
今後もうなぎを残していけるよう、漁業関係者による取り組みが進んでいます。